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ピアノ辞める時のお礼はどうすればいい?手紙や商品券などマナーについて!

習い事は、遅かれ早かれ必ず辞める時期がきます。

ピアノを辞めるときのマナーやお礼の品はどうすればいいのか悩みますよね。

今回は、ピアノを辞める時のお礼について考えてみたいと思います。

辞め方のマナー、お礼の品物の金額の相場、お礼に適した品物、商品券の是非、お手紙は書いた方がよいかなどいろいろ調べてみました。

ピアノを辞める時、そもそも先生にはお礼をお渡しした方がよいのか、どうするのが正しいマナーなのかわからないという親御さんは多いのではないでしょうか。

お礼選びに迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

ピアノを辞める時のマナーは?

ピアノを辞めるときのマナーについて調べてみました。

ピアノの場合、大手の教室であれば教室の規定に従い、退会手続きをすすめてください。

その場合もお世話になったスタッフさんや、先生にも挨拶はした方が気持ちよく退会できますね。

これまでの経験をもとに、どうすればいいのかまとめました。

いつまでに伝えたらいい?

ピアノを辞めると決めたなら、その意思はなるべく早く伝えることが大切です。

例えば、1年後には絶対辞めることが決まっているのであれば、その意思をピアノの先生にお伝えしておきましょう。

先生は生徒一人一人の1年間のカリキュラムだったり、指導をどうするべきか考えています。

1年後に辞めると伝えておけば、この1年間どうすれば有意義なレッスンがお互いできるのか、この子のためにどうしたらいいのかと先生も考えてくれます。

しかし急に辞めるとなると、もう少し早く教えてほしかったというのが先生の本音です。

あまり早く伝えてしまうと、残りのレッスンが気まずいということがあるかもしれませんが、最低1か月前までには申し出ましょう

1ヶ月前でも遅いくらいです。

やむを得ない場合や、家庭の事情もありますが、子供の先の進路というのは3ヶ月くらい前には決まっているのではないでしょうか。

進学する時に辞めると決めているのであれば、早い段階からピアノの先生には軽くでもいいのでお伝えしておきましょう。

月謝の関係で、音楽教室の規約等で申し出期限が決まっている場合は、それに従いますが、個人の先生で規約が定められていない場合でも、いきなり辞めるのは大変失礼です。

 

先生も、残り少ないレッスンをどのように有意義なものにするのかを考えて下さると思いますよ。

誰が先生に伝えるの?

辞める意思の報告は子供ではなく、保護者からするのがよいですね。

ただ、子供の年齢によっては、自分からお話するのもありだと思います。

中学生くらいであれば、自分から「ピアノは3月で辞めようと思っています」

など自分で伝えることもできますよね。

小学生の場合は、保護者から伝えるべきです。

直接会っての報告が望ましいですが、どうしても行けない場合は電話で、電話がつながらない場合はメールでしましょう。

 

【伝える内容】

・辞める時期

・辞める理由

・感謝の気持ち

辞める理由は引き止められことも考慮して、いくつか段階的に考えておくとあわてなくてすむと思います。

先生との相性が悪いなど、ネガティブな理由で辞められる方もいらっしゃるかもしれませんが、差し障りのない理由を考えて伝えましょう。

家庭の事情など、あまり深入りしてほしくない場合は、「諸事情により」でも十分です。

大人同士なので、先生も察してくださると思います。

いろいろ考えすぎて、直前まで辞めることを言い出せないということだけは避けましょう。

レッスン最終日のマナーは?

レッスン最終日は、親御さんが付き添い、挨拶をするのがマナーです。

お礼の品を渡す場合は、最後のレッスン終了後、帰る前に少し時間をいただいて渡すようにしましょう。

ピアノを辞める時お礼は必要?

お教室によっては、規約などでお礼の品を禁止している場合がありますので、まずは確認し、規約に従うようにしましょう。

(このような場合は、手紙やカードをお渡しすると先生は喜ばれると思います。)

お礼は必ずしなければならないものではありませんが、一般的にはお礼の品を渡す人が多いようです。

先生との関係性

どのくらいの期間お世話になったか

個人かグループレッスンか

などで、総合的に判断されるのがよいと思います。

 

親御さんたちのご意見を調べてみました。

・個人のお教室の場合はお礼をしますが、音楽教室の場合はお礼はしません。

・個人レッスンの場合はお礼をしますが、グループレッスンの場合はお礼はしません。

・個人宅に伺ってのレッスンならお礼をします。

・発表会の時も品物をお渡しするのは禁止だったので、グループレッスンの先生にお礼をしませんでした。

・グループレッスンだったので、全員に配れるような個別包装のお菓子を持って行きました。

グループレッスンのお礼については、ご意見が分かれるようですね。

幼稚園児などのグループレッスンで、保護者が付き添い、毎回見学しているような場合は、お友達やママ達にもお菓子など配るのがよいのではないでしょうか。

お礼をすることは子供のしつけにつながるのではとのご意見もありました。

ピアノを辞める時のお礼の品物の金額相場は?

金額については、特にマニュアルがあるわけではないので難しいですよね。

安すぎても失礼かと思いますし、高すぎても先生に気を遣わせてしまいそうです。

調べてみると、一般的には3,000円~5,000円くらいが相場となっているようです。

お世話になった期間や、先生との関係性を考え、渡したい金額のものを選ばれるとよいと思います。

お礼はどんなものがいい

お礼はどんなものがよいのでしょうか。調べてみました。

【菓子折り】

お礼の品として定番であり、無難です。

迷ったときは菓子折りがおすすめです。

日持ちがするもので、グループレッスンの場合などは特に個包装のものが喜ばれます。

(全員にいきわたるよう、必ず個数を確認しましょう)

【小物、雑貨、文房具など】

先生の好みや趣味が分かっている場合や、先生がお菓子を召し上がらない場合などは雑貨や文具等もよいですね。

特に長く続けている場合は、何か形に残るものをお渡ししたいと考える方が多いようです。

【商品券】

先生の好みがわからない場合は、商品券をお渡しする方法もあります。

実用性を重んじる先生でしたら、一番うれしいお礼かもしれません。

商品券を贈られる場合は、全国どこでも使えて、用途を限定しないタイプの商品券がオススメです。(先生の好みを知っている場合は別です)

全国百貨店共通商品券」やクレジットカード会社が発行している「VISAギフトカード」や「JCBギフトカード」のようなものがよいでしょう。

 

ただし、商品券は値段がはっきりとわかってしまうのでNGというご意見もあることを頭に入れておきましょう。

特にご年配の方には、目上の人に現金の類いを渡すのは失礼だという考えの方もいらっしゃいます。

先生のタイプによっては菓子折りが無難であることがありますので、よく考えて決めましょう。

また、商品券だけでは味気ないと感じる方は、お手紙、お子さまからのメッセージカード、手作りのプレゼントや絵を添えるなど、渡し方を工夫するとよいでしょう。

 

先輩ママで、同じ教室に通っていた方がいる場合には、先生のお好みなど相談してみるのもよいかもれません。

 

親御さんたちのご意見を調べてみました。

・子供と一緒に菓子折りをもって挨拶に行きました。

・高校生以上だったら、菓子折りを子供に持たせると思います。

・若い男の先生だったので、クオカードにしました。

 

先生の声を調べてみました。

・お菓子をお礼にいただくことが多いです。

・保護者同伴で挨拶にきていただけたのがうれしかったです。

・お礼の品はなくても特に悪い印象になるわけではありません。

・お子様が高校生くらいまでは親御さんが最後のレッスンにいらっしゃることが多いです。

・正直、商品券が一番うれしいです。

・商品券は値段がわかってしまうので、あまりおすすめしないです。

やはり、商品券への考え方はいろいろあるようです。

ピアノを辞める時は手紙は書いた方がいい?

お手紙は、お礼の品物と同様にあくまでも気持ちであり、必ず書かなければならないものではありません。

どうしてもレッスン最終日に挨拶に行けない場合には、親御さんからの手紙を渡すと丁寧な挨拶になります。

子供に、お礼の品物と一緒に持たせるようにしましょう。

また、教室の規約でお礼の品を贈れない場合も、お手紙や、子供からのカードなどを工夫してお渡しすると喜んでいただけると思います。

保護者同伴で挨拶する場合でも、手紙は確実に気持ちが伝わりますので、書いてみてはいかがでしょうか。

あまり堅苦しく考えず、感謝の気持ちを素直に表現できればよいですね。

【手紙に盛り込んだ方がよい内容】

辞めることへのお詫びや残念な気持ち

感謝の気持ち

思い出や心に残っていること

子供の成長

先生の今後について(今後の活躍や健康など)

以上の内容に、頭語・結語(拝啓・敬具)、時候の挨拶を入れればバッチリです

なるべく具体的に書くと、喜んでいただける文面になります。

心をこめて、丁寧に書きましょう。

ピアノの先生の声 です

生徒さんにいただいた絵やカード、手紙を宝物にしています。

お礼の品よりも、感謝の手紙をもらうのが何より嬉しいという先生が多くいらっしゃるようです。

まとめ

今回は、ピアノの辞め方のマナー、お礼について考えてみました。

マナーとして大切なのは、早めに辞める意思を保護者から適切に伝えること、レッスン最終日には保護者同伴で挨拶にいき、感謝の気持ちを伝えることです。

お礼の品物を贈る場合は菓子折りが無難ですが、長く習っている先生には、形に残る雑貨や小物、文具などを選ばれると喜んでいただけると思いますが先生の趣味もあります。

総合的に考えると、お礼は手紙と花が一番無難です。

花を飾っているピアノの先生も多いですよ。

商品券や金銭は、音大受験をしたり、特別なご指導をしてもらった場合のみでいいでしょう。

そして最後のレッスンを気持ちよく終わらせて、次のステップに進んでくださいね。

ピアノは大人になってからでも再開可能です。

大人になってからまたやってみたいと思う人も多いですよ。

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